「深夜特急」 沢木耕太郎

本・雑誌
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沢木耕太郎 ノンフィクション作家
私は彼のもっともベーシックなその呼称さえ知らなかった。
なのに何故、彼の代表作「深夜特急」を手にしたのだろうか?
全く記憶にない。ただ、振り返るに単行本のカバーの図柄(絵)がとても気に入ったことが、恐らく膨大な書籍の並ぶ棚から選んだ理由ではないかと思う。

そして、この一冊が私の最も好きな本の一冊になった。
私のプロフィールに「趣味」欄があったとする。その中には「映画」「音楽」「本」とありきたりの項目が並び、好きな映画、好きな音楽、好きな小説(本)のタイトルを書く。

  • 好きな映画 「ショーシャンクの空」「ベン・ハー」・・・
  • 好きな音楽 「CSN&Y」「CCR]
  • 好きな本  「沢木耕太郎 深夜特急」

彼の作品の特徴は「あまりにも素っ気ないくらいシンプルな言葉で表現される風景や人物、出来事」だと思う。その言葉(文章)が、見事に風景や人物、出来事などをまるで自分が目にし、会い、経験したかのようにリアルに、そして自然に、美しくイメージさせてくれる。

だからこそ、沢木耕太郎のノンフィクションの作品は面白い。

私の大好きな作家の一人です。

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