「ガーシー議員」

下記内容の記事(ニュース?)がLINE NEWSに流れていた。読まれた方も多いと思う。

ガーシー議員の登院を巡っては、1月に国会法に基づいて出席を求める「招状」を発出。参院事務局によると参院議員に招状が出されたのは1949年以来74年ぶり2例目で、74年前の4議員は病気を理由に休暇を願う「請暇書」を提出し許可されている。アラブ首長国連邦(UAE)滞在中のガーシー氏が招状を受け取ってから7日以内に登院しなければ、2月上旬にも懲罰委員会に付され、処分が検討される。また、立憲民主党と日本維新の会は、国会の欠席を続けるガーシー氏を念頭に、正当な理由なく登院しない国会議員の歳費などを見直す法案提出を目指すしている。

 登院しないことについてガーシー氏は、「国会に来ないのは目立つだけマシ。来ていても仕事をしない議員はたくさんいる」というジャーナリストの発言を引用し「本質見抜いてる人はちゃんと発言してくれる アホは目立ってる人間叩いたら、自分も目立つと思ってる 日本はほんまアホが多い」と私見を投稿。

 続けて「あくまでオレは元から国会いかん、日本帰らんで当選した人間やで?」として「だから、何言われても、はい、そーですかってなるねん 他の議員はちゃうやろ?聖人君子の仮面かぶって、できもしない公約かかげて、当選したら知らんぷりや そんな奴らより、正直にものゆうてるオレのほうが何倍もマシやろw」などと記した。

LINE NEWSより抜粋

こんなバカげた人物は私にとってどうでもいいことなので書きたくはないが、敢えて書く理由は「この種の論理のすり替えや他人への責任転嫁」を今風に語り人気を得ている人物が近年増えていることに対する危惧と言うか恐れと言うものを感じるので書いてみた。

先ず、他の議員のことなどどうでも良いのであれば、自身に降りかかる批判・避難について正面から論破すればよいのだが、彼の落ちは「俺の方が何倍もマシやろ」である。マシかどうかなどどうでも良い、本人が何をするために議員になり、何をいましているか、そしてそのパフォーマンス値はどうなのか、だけでよいのだ。

登院しないことについてガーシー氏は、「国会に来ないのは目立つだけマシ。来ていても仕事をしない議員はたくさんいる」というジャーナリストの発言を引用し「本質見抜いてる人はちゃんと発言してくれる アホは目立ってる人間叩いたら、自分も目立つと思ってる 日本はほんまアホが多い」と私見を投稿。

面白いもので、天に唾すれば自身に降りかかる典型の論理。彼の言う「アホ」とは「自分=ガーシー」をたたいている人たちを指して、その人達が目立ちたいから「俺=ガーシー」を叩いてるということらしい。
では「ガーシー」は何をしているか、問いかけたい。彼が叩いているのは、彼の言うアホである。彼の論理ではアホを叩くのは自分が目立ちたいからというのであれば、正に「ガーシー」は自分が目立ちたいからとなる。そりゃあそうだ、SNSの世界で暴露話をバラまいて収入を得ていたYouTuberなのだから。

YouTuberと呼ばれる方達が皆同じであるとは決して言わない。YouTuberもまた仕事として積極的に収入を得るために発信している方も多い。その発信の内容が問われている訳だ。でも、この種の(ガーシーのような)人物も数多く、俗にいう迷惑YouTuberもしかりだとおもう。

くだらないと言いながら書いてしまうのも私が馬鹿だからだが、いずれにせよこの種の輩を排除したいのであれば何も関わらず放置しておくに限る。彼の言う馬鹿どもが彼を排除するための施策を練っていると思われるので傍観を決め込むことにする。

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